速度、加速度などは教科書の最初に出てくるような基本的なものです。でも教科書の説明は分かりにくい!学生のころ、物理学の授業で挫折した方も多いのではないでしょうか?
なぜ分かりにくいかというと、「運動」のことを「静止画」で説明しようとしているからです。止まっている写真やイラストを見せて「はい、動いているところを頑張って想像してください」では、いくらなんでも無茶ですよね。
そこで、物体の動きを分かりやすくCGで表現した動画を作ってみました。
1秒に1回、車の位置に点を打って運動の様子を見てみましょう。点と点の間隔が、車の速度です。等速・加速・減速の様子が点の間隔を見ると一目瞭然です。
↑等速の場合は、点と点の間隔は一定です。速度が一定ということです。
↑加速の場合は、点と点の間隔がだんだん開いてきていますね。速度が大きくなっていることを表しています。
↑減速の場合は、点と点の間隔が小さくなっていますね。速度が小さくなっていることに対応します。
クリエイティブ・サイエンスでは、物理学を分かりやすくアニメーション化する計画を立てています。実際に動きを見ながら学習することで、学生のころ物理学が苦手だった方も「あのころ習ったのはこういうことだったのか」という気づきがあるかもしれませんね。